アイリッシュセターのブンカツが家族になって数年。
人の家族が複数いるならワンコも一頭でなく、多頭でいた方が寂しくない? 幸せではないか? とか何とか考えて多頭飼いを決めたように思います。 単純に多頭飼いしたかった、も正直。
せっかくもう一頭迎え入れるなら保護犬で、それと今まで大型犬ばかりだったので子ども達の「抱っこができる犬が良い」と言う要望も取り入れながら探し始めました。
話が逸れますが、当時は動物愛護法改正前で「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」なども無く、現在よりもまだまだ殺処分される犬も多かったと記憶しています。 2002年度で20万匹前後もいたようです。(東京新聞の記事によると約20年間で87%減少! 良い方向に進んではいますね。)
当時の考えですが「できれば保護したワンコでも長く過ごせる若い子」「サイズが想像しやすい小型犬種」が良いと思い、トイマンチェスターテリアのリボちゃんを迎え入れる事にしました。 名前の由来はリボ払い(してないけど)から。
里親ネットの情報では3歳と書いてあったのですが、実際には5歳。 登録した方は少しでも貰い手の幅を拡げたかったのだろうと思いましたし、一瞬オヤっとしましたが顔合わせをしたワンコを「要りません」と言うはずもなく、そのまま山本家の一員となりました!
リボちゃん犬歯が抜かれていました。 元の飼い主さんと直接話していないので本当の理由は不明ですが「噛むから犬歯を抜かれた」と。 確かにどこでも体を触ろうとすると全力で噛む!犬歯が無くても内出血するほど😆
特に頭の上に手が近づくとビクッとして攻撃して来たので、沢山叩かれていたのでしょうか。 噛むから叩かれたのか、叩かれて噛むようになったのか? どちらにしてもこれが原因で里親に出されたのかな。。。
子ども達も良く噛まれ、息子は何度も泣いていました。 けど不思議な事に外で抱っこしてもあまり噛みません。 なので外では抱っこすることが多かったと記憶してます。
それとリボが住んでいた頃は最大3頭一緒にいたのですが、一番小さいのに一番態度がデカイ! アイリッシュウルフハウンドのアルとは10倍の体重差があったのですが気持ちでは勝っているように見えました。
それでも年々少しづつ距離が縮まり、噛まれる時もありましたが徐々に信頼して貰うことは出来たと思います。 特に妻とは仲が良く、朝の寝起き時はテンション高く遊んでいたそうです。 甘えん坊な面も沢山あったので可愛かった。 美人さんでもありました。
最後は腎臓が悪くなり、14歳で虹の橋を渡って行きました。
疲れている時に噛まれて、怒ってしまい叩いた事もあります。 本当にすまない事をしました。
人間から怒っても家族への恐怖心が出るだけで、躾にならないと気付いたのは後からでした。
今はワンコに怒らないようになれたし、ヌーアとナージャは家族に怒らないワンコに育ったよ(^^) ありがとう、そしてごめんねリボちゃん。
でも飼い主次第だとは思いますが、どうしても相性なのかヌーアからガウガウしちゃう子がいるんだよね。そのワンコは悪くないのでこちらが近寄らせないようにはしてますが、良い方法があれば実践したいと思います。